監督:チャウ・シンチー
脚本:チャウ・シンチー、ツァン・カンチョン
出演:チャウ・シンチー、ヴィッキー・チャオ
公開:2002年
上映時間:109分
無理やり一行あらすじ
もしも少林拳の達人達がサッカーをしてみたら……?
感想(ネタバレあり)
チャウ・シンチー監督の代表作品の一つ。
何度この映画を観たのかわかりません。
もはや説明不要の頭を空っぽにして楽しめる爽快感満載の映画です。パロディも豊富でマニアもにっこりな内容となります。
ここから面白くなる!というのではなく、最初から最後までずっと面白いです。
初見で真面目に観ていると「わからん……」となる方もいるかもしれませんが、コメディと割り切って何も考えずに観ると間違いなく楽しめます。
くだらないことで笑いたい方や、しょうもないことを全力でやっている人たちに好感を持てる方には本当におすすめです。
そしてヴィッキー・チャオが可愛い。火星人になった時が衝撃ですが、その姿が一番可愛かったですね。
この映画の見どころは沢山ありますが、やはりチャウ・シンチーのイマジネーションとCG技術が見事に融合している演出が素晴らしいです。
この映画を皮切りに次回作の「カンフー・ハッスル」でもそのCG演出は見事に活かされています。
少林サッカーが見せてくれたCG技術のポテンシャルは後にあらゆる作品に影響を与えています。パロディ作品もいくつか作られたくらいです。例:少林少女、鉄の頭の後日談の映画(作品名忘れました)
日本語の吹き替えも最高です。これ以上ハマっている日本語吹き替えは今まで見たことがないです。
日本語吹き替え版がどうしても観たかったので、Amazonで945円でDVDを買いました。(Prime videoには字幕版しかなかった)
ただし、DVD版では一部セリフの変更やセリフがなくなっている箇所があります。その点が本当に残念でした。
例:シンがチンピラに絡まれて喧嘩しているシーンのセリフ、鉄の頭の人との会話等
残酷な描写が少ないので、繰り返し観て楽しむことができます。945円でこの名作がいつでも観れるなんて最高ですね。
個人的評価 | 90点 |
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