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読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術 田中泰延

購入のきっかけ

堀元見さんの配信で本書を絶賛されていたので。

感想

最初はゴリラの話から始まって、(堀元見に通じるクスっとなるエンタメ系の本か?!)とニヤニヤしながら読み進めていきましたが、実際のところ大変真面目でタメになる良い本でした。

恥ずかしがり屋なのかわかりませんが、途中で面白おかしく話題を膨らませていくことがあります。
けれども、真面目なところはしっかりと良いこと書いてあるので、メリハリをつけて読むと楽しめます。

特に、孤独と物書きの話、「する」「しない」の選択肢があり、「する」を選んだ話は心に響きました。

文書と文章の違い、事象と心象の区別は、今後意識していきたいと思います。
巨人の肩に乗る、は本当にその通りです。音楽でも絵画でもゲームでも、新しいことに価値があります。だから、記事や小説でも、現代に生きる自分たちだからこそ、巨人の肩にのって組み合わせることができる「新しい価値」を創造していくことが大事です。

調べることは愛すること。一次資料にあたって文章を書いた経験は、大学の卒論以外ないので、今後小説を書くときにやらなければならないことだろうな、と実感しました。

個人的評価
タメになった
読みやすさ

読了までにかかった時間:約2時間30分

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