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ロード・オブ・ザ・リング(映画シリーズ)2001年 – 2003年

今話題のAmazonprime独占配信のドラマ……ではなく、2001年に放映された映画3部作の方を観ました。原作は未読です。指輪物語は今作が初めての体験となります。

超かんたんあらすじ

世界を滅ぼす魔力を秘めた指輪を、ホビットが火山に捨てに行くお話

個人的評価70点
物語
演出
娯楽
音楽
芸術

この記事では多くのネタバレを含みますのでご注意ください。

GOOD

映像、音響が綺麗で迫力満点

20年以上前の映像ですが、古さを感じさせないほど、超美麗なCGです。

目的がはっきりしていて、冒険している感がある

暗黒王サウロンと繋がっている呪われた指輪を清らかな心を持ったホビットが火山に捨てに行く。分かりやすい目的があってよかったです。

深い世界観

建築物や草木、種族、どれ一つとっても緻密な設定やバックグラウンドがあります。

そのため、映像をみているだけで楽しめます。

BAD

爽快感がない

指輪の支配、誘惑に耐え続けなければならない辛い旅路なのはわかりますが、主人公サイドは基本的に追われる側で無双感がないです。唯一よかったのは、アラゴルンが亡霊騎士たちを率いて加勢に加わるところです。

主人公及びホビット自体に魅力がない

主人公のフロドに魅力がありません。主人公とは思えないくらい見せ場が少ないです。

指輪に精神を侵されて友人のサムを突き放したり、蜘蛛にアサシンされたり、最後は指輪の誘惑に負けてしまったり、、と。原作を読んだり印象が変わるかもしれませんが、映画だとどうしても魅力的に見えませんでした。

感想

前知識なしで観ました。そこそこ面白かったです。

たいていのゲームやマンガ、ラノベだと不思議な指輪が主人公に謎のチカラを発揮させたり覚醒させたりしますが、この物語は指輪が諸悪の根源的な存在と結びついた闇のアイテムです。

呪われたアイテムを処分するために火山まで行くというシンプルな話ですが、それ故に小手先勝負ではなく王道の魅力を感じさせます。バックグラウンドがしっかりしている物語は、シンプルでも面白い……指輪物語はその代表例だと思いました。

でも、第一部でパーティを組んで遺跡のような場所で闘ったシーンがピークかな。。あそこまでの冒険している感が楽しかったです。

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