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Arcane:リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)7~9話 レビュー

前回に引き続きArcane 7~9話のレビューです。

感想(ネタバレあり)

結局ラストは「登場人物のその後が気になる方はゲームをプレイしましょう」な内容でした。

といっても、ある程度の予想はできます。また、余計な説明を省いた結果あそこまでで終幕と解釈するのもアリかと。むしろ不満点をあげるとすればそこだけです。結末も公式のユニバースを読めばすぐに補完できるでしょう。https://universe.leagueoflegends.com/ja_JP/

ボクの中でゲーム原作の映画ドラマ=駄作のイメージがあったのですが、Arcaneはその固定概念を覆した作品になりました。

映像に関してはいつどこで停止しても絵になっているほど綺麗で、説明的な描写もほとんどなく、キャラクターが地に足をつけてLOLの世界を生きています。映画ならともかく、これをアニメで9話、一切の妥協なく出来ていることが凄いですね。

徹底した世界観の構築、キャラクターの深い掘り下げ、ぶれない大筋、これらが三位一体となっている気がします。

今後の3Dアニメのお手本のような作品になるのではないでしょうか。映像、物語、演出、音楽、革新性(芸術)すべてにおいて高水準でした。

一番のお気に入りの演出は7話のエコーvsジンクスです。松本大洋の「ピンポン」のペコVSスマイルのラストを彷彿させます。原作ファンサービス旺盛の内容でした。

シーズン2の制作が発表されました

早速シーズン2の制作が発表されました。来年の公開は厳しく、早くて再来年(2023年)だそうです。

嬉しい限りですが、クオリティが高い分、製作期間も長いのが辛いところ。

Riotgamesは本家LOLの派生としてMMO、RPG、格闘ゲーム、FPS、アニメ、横スクロールアクション、音ゲーと様々なジャンルの制作を発表していますが、それらを待っているプレイヤーの年齢が懸念すべきところです。

日本だと30代のプレイヤーが増えて仕事と家庭で手一杯になる人が増えると思います。

他の国では30代、40代の人たちも十分にゲームを満喫できる環境にあるのでしょうか。

個人的評価90点
物語
演出
娯楽
音楽
芸術
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